Skip to main content

FAQ

参加するにはどのようにすればよろしいですか?

参加フォームよりご申請ください。

手数料通貨はどこで手に入れる事ができますか?

現在参加者のみに実証実験用に配布されております。

Ethereum メインネットと何が異なりますか?

Ethereum メインネットは、Proof of Work 方式によって世界中で数万ものノードで運用されるブロックチェーンです。分散性に優れている一方、遅いトランザクション、高い手数料などの問題があります。本チェーンは、Ethereum メインネットを構成する Go Ethereum ソフトウェアが Proof of Work 方式と合わせてサポートする、Proof of Autholity 方式を採用した Ethereum 互換チェーンです。ノード運営者が一部に集中するため分散性では劣りますが、高速なトランザクションと安い手数料が実現されております。また、本チェーンではノード運営者を信頼できる日本の組織に限ることで、必要十分な分散性と実用性、法的安全性を兼ね備えたパブリック・ブロックチェーンとなります。

Proof of Authority 方式とはどのような方式ですか?

Ethereum PoA は世界中の Ethereum テストネットでの長年の実績や数多くの PoC での実績に加え、高速なトランザクションかつ環境用に優しく、完全ファイナリティ(取引が確実にあるタイミングで確定する)を持ったアルゴリズムです。一部ファイナリティがない、など誤った情報などがウェブ上に拡散しており、正しい知識を持つことが重要となっております。

詳しくはこちらをご覧ください。

なぜ Proof of Authority 方式を採用しているのですか?

世界中の PoC(実証実験) で利用されている上、世界の大手取引所の運営するチェーンなどでも実績があり、かつ Ethereum のテストネットにおいても、七年以上にわたり問題なく運用されている実績をもっているため、高速かつ最も安定し、安全であるブロックチェーンを構築する方式として選定いたしました。

Bitcoin や Ethereum メインネットなどの Open Node 方式のほうが分散性が高いのではないですか?

こちらのコンテンツをご覧ください。

なぜ Quorum を採用していないのですか?

Quorum はプライベート・コンソーシアム・チェーン向けのノードソフトウェアです。ノード同士の匿名メッセージのやりとりや複数のコンセンサス・アルゴリズムを選択できるメリットがある一方、メンテナンスしている人数が少なく、また採用事例も少ないため、セキュリティや継続性に難があるという問題があります。また、手数料通貨が存在していないため、パブリックチェーンで利用してしまうと、は無限実行問題が発生したり、経済的な TPS スロットリングコントロールが行えずアクセスが集中してしまう恐れがあります。以上の理由から Quorum は採用しておりません。

Proof of Authority はファイナリティがありますか?

一部ウェブ上での情報などは誤った情報が拡散されておりますが、Proof of Authority コンセンサス・アルゴリズムは、全 Validator ノードにアクセスできる限りにおいて、1 ブロックで完全ファイナリティが実現できるファイナリティに優れた方式です。一般的に、Ethereum メインネットや Bitcoin などが採用する Proof of Work や Proof of Stake 方式は、確率的ファイナリティ方式ですので、ブロックがあまり進まない段階においてはロールバックする可能性が高くなります。したがって最低でも 6 ブロックのコンファメーションを待つことが理想とされておりますが、過去にはバージョンアップに伴うフォークにより数十時間分もの大幅なロールバックが起きた事例もあり、厳格な金融アプリケーションなどでの利用には不向きとなっております。

このチェーンは Layer2 チェーンですか?

Layer2 という単語が非常に広い意味を持つため、その定義によりますが、Ethereum エコシステムの中でスケーラビリティに貢献するチェーンであるという意味においては、Layer2 チェーンと言えます。EthererumメインネットをLayer1とした場合、このチェーンのセキュリティを技術的にLayer1に依存しているかという点では、現在のところ技術的には依存していないのでLayer2チェーンとは言えず、サイドチェーンという単語が適切と思われます。

ただし、本チェーンでは技術的には現在はメインネットへのアンカリングという技術をサポートし、こちらの内容がメインネット側でも監査できる仕組みを搭載しており、かつクロスチェーンブリッジの実証実験も開始する予定です。ただしこれはRollup技術のように技術的にセキュリティをLayer1に依存しているわけではなく、法的に依存している状態です。

このチェーンをメインチェーンとして利用する状況も想定しておりますので、そのケースにおいては本チェーンはLayer1 チェーンであるとも言えます。

Rollup 技術はサポートしていますか?

現状ではアンカリングという技術のみサポートしております。引き続き研究はしていく予定ですが、Optimistic Rollup や ZkRollup などの技術は Layer2 チェーンの世界において重要なキーファクターの一つとされておりますが、現状同技術の調査するかぎりにおいて、

  • 7 日間メインネットで資産をロックされてしまう
  • Layer2 側のトランザクションをチェックする人がいる前提となっているが、そのようなことが保証されておらず誰もチェックをしなければ不正な取引を承認してしまう恐れがある
  • 実際にはメインネット側のコントラクトは団体側に管理権があるため、分散性をうたっていながらも非常にセントラライズされた管理状態となっており、ファンドが持ち逃げされる可能性がある

など問題があり、実装方法やアルゴリズムも現状では多岐にわたっております。従って、現状では特にビジネスシーンにおいては実用的にはまだ利用しにくいという側面があるため、Japan Open Chainではアンカリング技術により取引内容証明を可能にした上で、オフチェーンでの検証機構を利用した法的担保をもとに安心して利用できるクロスチェーンができるブリッジを提供することで、同等の機能を実現できると考えております。

ただしRollup技術は大変有望な技術でありますので、将来的には技術が成熟した段階で取り入れることも検討しております。

分散性についてはどう考えていますか?

Japan Open Chain では、実証実験開始段階では技術的には コンソーシアム管理者がある程度の管理を行うブロックチェーンからスタートしますが、法的には分散しているチェーンです。完全分散フェーズにおいては、法的にも、技術的にも、Validator が完全に分散して運営するブロックチェーン・ネットワークとなる予定です。

詳細はこちらのコンテンツをご覧ください。

それブロックチェーンでやる必要はないのではないですか?(通称それブロ)

ブロックチェーンはデータベース技術の一種であり、Ethereumはその上で構築された全く新しい分散コンピューティング環境です。それ以上でもそれ以下でもなく、データベース技術やコンピューティング技術の一種となりますので、その方式でやることにメリットがあるのであれば、採用すれば良い、ということになります。

ブロックチェーンはその特徴から、特に複数の個人や法人で台帳のような軽いデータベースを共有する場合において、既存のデータベース技術より非常に簡単に行うことができますので、そのような目的において利用するメリットが出やすい技術といえます。Ethereumにおいては、プロトコルや開発言語自体が通貨や秘密鍵による認証等の概念を含んでいますので、既存技術スタックにくらべてそういった追加の開発をしなくて良く、サーバ運用もいらないため、場合によっては開発コストや運用コストが圧倒的に安むという点もあります。

既存のリレーショナルデータベースのほうがメリットが有る案件では既存の技術スタックで構築すればよく、同じブロックチェーン・ネットワークでもOpen Node 方式のブロックチェーンを利用するほうが技術的・法的・マーケット等の要素を勘案して優れるのであればそちらを利用すべきであり、コンソーシアム型の高速化しやすくガバナンスを効かせやすいという特徴を生かしたシーンが必要であればコンソーシアム型、匿名化が必要であったり、データベースにちょっとした監査性があればよい、または既存のRDBなどで構築するよりも、Ethereumのオープンな技術を利用したほうが安価に目的を達成できる、ということであれば、低コスト運用やガンバナンスに優れるオウンド・プライベート型も選択肢に入ります。

どの方式を利用するにしても、それぞれの特徴や問題点を把握した上で、自分たちの目的にあった技術スタックを選定するとよいでしょう。